乾癬(かんせん)

生物学的製剤

生物学的製剤は乾癬の炎症に関わるサイトカインをピンポイントで抑える治療薬です。
TNF-α、IL-17、IL-23などを標的とする薬剤があります。

 

〇生物学的製剤のメリット
✔従来治療で十分に改善しなかった中等症から重症の乾癬でも高い効果が期待できること
✔皮膚症状だけでなく、乾癬性関節炎を合併している場合にも選択肢となる

〇生物学的製剤のデメリット
✔治療費が高額になりやすいこと
✔
結核やウイルス性肝炎など感染症の確認(胸部X線と採血)や定期検査が必要なこと


生物学的製剤による治療後は皮膚症状が大きく改善しても中止により再燃する可能性があります。

 

★皮疹の重症度
★関節症状の有無
★合併疾患や既往歴の有無
★自己注射の可否
★通院のしやすさ
★費用面

を含めて個々の状況に応じて薬剤選択を行います。

 

・TNFα阻害剤(ヒュミラ)

 関節炎への効果が高い。

・IL-17阻害剤(コセンティクス、トルツ、ルミセフ、ビンゼレックス)

 効果発現が早い。投与間隔が短めだが自己注射が可能な場合もある。高体重でも効果が落ちにくい。関節炎にも有効。

・IL-12/23阻害剤(ステラーラ)

 投与間隔が長い。安価なバイオシミラーも存在する。

・IL-23阻害剤(トレムフィア、スキリージ、イルミア)

 長期寛解維持に優れる。投与間隔が長め(8−12週間隔)

2019年10月-2026年9月までの
当院症例数
乾癬生物学的製剤  
イルミア

7

トレムフィア

2

スキリージ 4
コセンティクス 1
トルツ 2

 

診療時間

  月 火 水 木 金 土 日
午前 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ×
午後 ○ ○ ○ × ○ × ×
診療時間
午前  8:30~12:00

(木・土 11:00まで)
※土曜日は完全予約制

午後14:00~18:00
休診日
日曜・祝日